コラム

入社3ヶ月

営業部

営業部新人こんにちは。営業部新人の稲田です。

4月に入社してから、早いものでもう3ヶ月が経ちました。大学生のときでは想像できないほどの規則正しい朝の生活リズムにも慣れはじめ、最近は目覚ましが鳴る前に決まった時間に起きられるようになりました。

普段から読書は好きでしたが、どうやってその本ができているのかはまったく知らなかった私にとって、最初の一ヶ月は驚きの連続でした。
本の各部品の名称から、面付や紙の種類といった専門的なことまで、普通に本を読んでいたのでは目を向けることがない、水面下の動きを知ることができるのは本好きにはたまらない経験です。

しかし、楽しい経験だけが仕事ではありません。
挨拶・名刺交換の仕方や電話対応など、それまでの自分の生活には無かったものが入ってきます。
なかでも話し方には3ヶ月経った今でも苦労しています。一人称ひとつとっても、普段の「俺」ではなく、「私」であることが望まれます。
最初のうちはボロを出すのが嫌で、最低限度のやり取りさえまともにできていなかったですが、お客様に顔と名前を覚えて頂けると想像以上に嬉しく、自然ともっと話したいと思えるようになってきました。

苦手なことや出来ないことを克服するのは難しいです。
しかし、『今は』苦手なことでも半年後、一年後には克服し得意なことになっているかもしれません。自分にとって困難な壁ほど乗り越えたときの達成感は大きいものです。
新人と呼ばれる時期を過ぎた自分が今の自分を見返したときに、笑って「ああ、こんなことで悩んでいた頃もあったな」と言える成長を遂げられるように、これからも全力で走っていきたいと思います。

それぞれ関わった『小説宝石』と『こどものお片づけ』を手に右は同じく新人の松崎さん。初めて先輩のお手伝いをした本と共に。

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