コラム
萩原印刷メルマガ
ページ内でユーザーがクリックした部分や注目した部分を知るには?~サイト解析ツールを使いこなす~(2018年5月28日配信)
クロスメディア部
◎ コラム ◎ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ページ内でユーザーがクリックした部分や注目した部分を知るには?
~サイト解析ツールを使いこなす~
—————————————————————————-
日々、Webサイトを運用する上で、
「オンライン書店へのリンクが、
どのくらいクリックされているのかわからない」
「コンテンツを更新したけど、本当に読まれているのか不安……」
こういった声をよく耳にします。
サイト運用で、いまや欠かせないツールは「Google Analytics」。
設定さえしておけば、ユーザー数、ページビュー数、直帰率、
よく見られているページなどを詳しく知ることができます。
しかし、Google Analyticsは万能ではありません。
イベントという機能でリンクやボタンのクリック数を計測できますが、
ユーザーがページ内でどのように行動してクリックしたのか、
といった経緯を知ることはできません。
どのページから見始めたか(ランディングページ)、
どのページで離脱したか(離脱ページ)など、
ページ単位でのユーザーの行動経路はわかりますが、
経路中のページ内でどの部分に注目していたのかはわかりません。
滞在時間を調べることはできても、
滞在中にどの部分が熱心に読まれていたのかはわかりません。
したがって、こういった観点から解析をするには、
ほかのツールを利用する必要があります。
それでは以下、簡単に利用できるツールと、本格的なツールをご紹介します。
————————————————————————-
□ Google Chrome拡張「Page Analytics by Google」を使う
————————————————————————-
Google純正のGoogle Chrome向け拡張機能で、
「Page Analytics (by Google)」があります。
Google Analyticsのデータを閲覧可能なサイトについて、
ページ内のリンクのクリック率を表示してくれます。
クリック率が表示されるのは
内部リンク(サイト内のページ同士のリンク)のみで、
外部リンクは含まれませんが、
よくクリックされている部分を手軽に確認するのに適したツールです。
▼参考
Page Analytics (by Google)
https://goo.gl/bG4wYT
Google Chromeの「Page Analytics」拡張機能で
Webページのクリック状況を分析する
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1611/11/news031.html
————————————————————————-
□ サイト解析ツール「Mouseflow」を使う
————————————————————————-
より高度な解析ツールに「Mouseflow」があります。
Mouseflowは、ユーザーの行動を逐一記録し、
「よくクリックされている場所」
「よく読まれている場所」
「どこまでスクロールされたか」
などのデータを管理画面から見ることができます。
デンマークで開発されているサービスですが、
日本語のマニュアルやサポートが用意されており、
まずは無償で導入できます(計測PV数ごとの有償プランあり)。
しくみとしては、Google Analyticsと同様、
各ページにタグを埋め込むことで、
自動的に計測を開始し、ユーザーの行動を記録します。
・どのページから見始めたか
・マウスはどのように動いたか
・どのリンクをクリックしたか
・フォームに入力した文字
など、本当にすべてを「記録」してしまうのです。
すべてのデータを見ようとすると時間がかかりますので、
「滞在時間が長い/短い」
「ページを見た数が多い/少ない」
などテーマを決めてユーザーの行動を見ると、
いろいろな特徴が浮かび上がってきます。
Mouseflowの「アテンション」では、
スクロールが止まっている時間が長いほどページの色が赤く変わります。
このような機能を「ヒートマップ」といい、
ユーザーが注目している部分や行動を起こした部分を色分けしてくれるので、
力を入れるべきコンテンツ、不要なコンテンツを見分けられます。
また、「ファネル」ではページからの離脱率と継続率、
「フォーム」では問い合わせページなどのフォームが正常に動作しているか、
入力しづらい部分はないかなどを自動的に診断します。
Google Analyticsは無料ですが、データを見るのがむずかしかったり、
より深いデータを取得したいとお悩みの方は、
Mouseflowをはじめとした外部の解析サービスを検討してみましょう。
弊社では、Webサイトに合った調査・解析サービスのご提案も行っております。
お気軽にご相談ください。
▼参考
Mouseflow
https://mouseflow-jp.com/
低価格でユーザー行動を記録できるヒートマップツール「Mouseflow」を徹底解説
https://liginc.co.jp/327689
萩原印刷株式会社 クロスメディア部
ページ内でユーザーがクリックした部分や注目した部分を知るには?
~サイト解析ツールを使いこなす~
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日々、Webサイトを運用する上で、
「オンライン書店へのリンクが、
どのくらいクリックされているのかわからない」
「コンテンツを更新したけど、本当に読まれているのか不安……」
こういった声をよく耳にします。
サイト運用で、いまや欠かせないツールは「Google Analytics」。
設定さえしておけば、ユーザー数、ページビュー数、直帰率、
よく見られているページなどを詳しく知ることができます。
しかし、Google Analyticsは万能ではありません。
イベントという機能でリンクやボタンのクリック数を計測できますが、
ユーザーがページ内でどのように行動してクリックしたのか、
といった経緯を知ることはできません。
どのページから見始めたか(ランディングページ)、
どのページで離脱したか(離脱ページ)など、
ページ単位でのユーザーの行動経路はわかりますが、
経路中のページ内でどの部分に注目していたのかはわかりません。
滞在時間を調べることはできても、
滞在中にどの部分が熱心に読まれていたのかはわかりません。
したがって、こういった観点から解析をするには、
ほかのツールを利用する必要があります。
それでは以下、簡単に利用できるツールと、本格的なツールをご紹介します。
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□ Google Chrome拡張「Page Analytics by Google」を使う
————————————————————————-
Google純正のGoogle Chrome向け拡張機能で、
「Page Analytics (by Google)」があります。
Google Analyticsのデータを閲覧可能なサイトについて、
ページ内のリンクのクリック率を表示してくれます。
クリック率が表示されるのは
内部リンク(サイト内のページ同士のリンク)のみで、
外部リンクは含まれませんが、
よくクリックされている部分を手軽に確認するのに適したツールです。
▼参考
Page Analytics (by Google)
https://goo.gl/bG4wYT
Google Chromeの「Page Analytics」拡張機能で
Webページのクリック状況を分析する
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1611/11/news031.html
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□ サイト解析ツール「Mouseflow」を使う
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より高度な解析ツールに「Mouseflow」があります。
Mouseflowは、ユーザーの行動を逐一記録し、
「よくクリックされている場所」
「よく読まれている場所」
「どこまでスクロールされたか」
などのデータを管理画面から見ることができます。
デンマークで開発されているサービスですが、
日本語のマニュアルやサポートが用意されており、
まずは無償で導入できます(計測PV数ごとの有償プランあり)。
しくみとしては、Google Analyticsと同様、
各ページにタグを埋め込むことで、
自動的に計測を開始し、ユーザーの行動を記録します。
・どのページから見始めたか
・マウスはどのように動いたか
・どのリンクをクリックしたか
・フォームに入力した文字
など、本当にすべてを「記録」してしまうのです。
すべてのデータを見ようとすると時間がかかりますので、
「滞在時間が長い/短い」
「ページを見た数が多い/少ない」
などテーマを決めてユーザーの行動を見ると、
いろいろな特徴が浮かび上がってきます。
Mouseflowの「アテンション」では、
スクロールが止まっている時間が長いほどページの色が赤く変わります。
このような機能を「ヒートマップ」といい、
ユーザーが注目している部分や行動を起こした部分を色分けしてくれるので、
力を入れるべきコンテンツ、不要なコンテンツを見分けられます。
また、「ファネル」ではページからの離脱率と継続率、
「フォーム」では問い合わせページなどのフォームが正常に動作しているか、
入力しづらい部分はないかなどを自動的に診断します。
Google Analyticsは無料ですが、データを見るのがむずかしかったり、
より深いデータを取得したいとお悩みの方は、
Mouseflowをはじめとした外部の解析サービスを検討してみましょう。
弊社では、Webサイトに合った調査・解析サービスのご提案も行っております。
お気軽にご相談ください。
▼参考
Mouseflow
https://mouseflow-jp.com/
低価格でユーザー行動を記録できるヒートマップツール「Mouseflow」を徹底解説
https://liginc.co.jp/327689
萩原印刷株式会社 クロスメディア部