コラム
萩原印刷メルマガ
SNSの投稿時間で、集客に差がつく?(2016年8月30日)
クロスメディア部
◎ コラム ◎ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
SNSの投稿時間で、集客に差がつく?
—————————————————————————-
最近は、企業自らがTwitterやFacebookなどのSNSを
運用するケースが増えてきました。
単に売上をアップさせることが目的ではなく、広報活動や
顧客とのコミュニケーションに欠かせない媒体になりつつあります。
ただし、発信側は業務の合間に対応することがほとんどなので、
仕事の状況によって投稿頻度が落ちたり、投稿時間がバラバラになることも。
フォローしてくれているユーザー(フォロワー)が
アクティブな曜日や時間ではなく、いいね!やシェアをしてくれないと、
投稿が他のユーザーに広がらないことがあります。
せっかく投稿するのだから、ひとりでも多くの人に読んでもらい、
ひいては企業の認知度を上げたいところ。
ユーザーがSNSの投稿を読む時間帯などについて、詳しく説明します。
—————————————————————-
■ 調査会社が調べた一般的なSNS投稿時間
—————————————————————-
1年ほど前に、株式会社ユーザーローカルが
「ネットニュース記事の配信時刻とソーシャルメディアの反響調査」
を発表しました。
▼参考
ニュース記事をいつ配信すると、SNSで話題になりやすい?|ユーザーローカル
http://www.userlocal.jp/news/201506221/
この調査によると、
・Twitterの投稿が拡散しやすいのは、朝5時に投稿された記事
・Facebookの投稿が拡散しやすいのは、14~16時に投稿された記事
という結果になったそうです。
また、
・ビジネス系の記事は早朝の反響が大きい(起床後から通勤時間中)
・女性向けの記事は夜19時ごろの反響が大きい(退社時など)
という結果も出ています。
つまり、読み手の属性やSNSの種類によって、
フィットする内容や時間帯が異なるようです。
—————————————————————-
■ 自社のフォロワーは、いつ記事を読んでいるか
—————————————————————-
むずかしいのが、上記をそのまま適用して
「Twitterは朝5時、Facebookは14時に投稿」
というルールで運用しても、必ずしもうまくいくとは限らないことです。
なぜなら、会社ごとに、フォロワーの層も、
投稿する内容も、まったく異なるからです。
まずは、自社のフォロワーは、いつ投稿を見てくれる可能性が高いかを
調べるところからはじめましょう。
□Facebook
1. ログインし、自社のFacebookページを開く
2. 画面上部のメニューの「インサイト」をクリック
3.「投稿のエンゲージメント」をクリック
こうすると、フォローしているユーザー(ファン)が
オンラインの曜日と時間帯がグラフで表示されます。
□Twitter
1. ログインし、画面右上のアイコンから「アナリティクス」をクリック
2. 画面上部のメニューの「ツイート」をクリック
こうすると、日付ごとのインプレッション(ツイートが見られた数)や、
エンゲージメント(フォロワーからの反応)などが確認できます。
(曜日や時間帯のデータは提供されていないようです)
なお、エンゲージメントとは、クリック、コメント、シェアなど、
フォロワーがその投稿に対して起こしたアクションのことです。
SNSの運用では、フォロワーを増やすことに加えて、
個々の投稿のエンゲージメントを高める工夫が求められます。
—————————————————————-
■ では、いつ投稿すべきか
—————————————————————-
FacebookとTwitterのインプレッションやエンゲージメントが、
同じ時刻にピークを迎えることは少ないと思われます。
それぞれで、フォロワーがピークになる時間帯を確認することが大切です。
ピークの1~2時間前くらいに投稿することで、
フォロワーに新着記事や注目記事として表示される可能性が高まり、
拡散されることが期待できます。
また、過去にエンゲージメントが高かった(ユーザーのアクションが多かった)
投稿は何かを知り、今後の投稿に活かすのもたいへん有効です。
このような工夫によって、日々の投稿がより多くの人に届くことで、
コミュニケーションの活発化、運用側のモチベーションの向上が
大いに期待できます。
ぜひお試しください。
—————————————————————-
■ SNS投稿を便利にするツール
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BufferやHootsuiteなど、
複数のSNSに予約投稿できるWebサービスがあります。
同じ内容であれば一度に投稿することができなすし、
複数の担当者で運用することもできるので(有料の場合あり)、
負荷を減ったり、時間の節約になるといわれています。
これらのサービスを使えば、
SNSごとのインプレッションやエンゲージメントも分析可能。
サービスやプランによって運用できるアカウントの数や
投稿数に制限がありますので、自社にあったものを選択しましょう。
▼参考:複数のSNSへの予約投稿や分析ができるサービス
Buffer – A Smarter Way to Share on Social Media
https://buffer.com/
ソーシャル メディアでエンゲージメント、
リスニングと情報の共有を行うためのプラットフォーム – Hootsuite
https://hootsuite.com/ja/
—————————————————————-
■ さいごに
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企業によるSNSの運用は、
はじめればすぐに効果が出る、というものではありません。
年単位で地道にフォロワーを集め、
エンゲージメントやコミュニケーションを通して、
ニーズに合った内容やスタイルを見つけていくことが大切です。
投稿時間という小さな気づかいでも、
たくさんの積み重ねによって大きな差になるかもしれません。
マーケティングに絶対の解答はありません。
試行錯誤のひとつの方法として、
投稿時間を変えてみるという工夫はいかがでしょうか。
萩原印刷株式会社 クロスメディア部
SNSの投稿時間で、集客に差がつく?
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最近は、企業自らがTwitterやFacebookなどのSNSを
運用するケースが増えてきました。
単に売上をアップさせることが目的ではなく、広報活動や
顧客とのコミュニケーションに欠かせない媒体になりつつあります。
ただし、発信側は業務の合間に対応することがほとんどなので、
仕事の状況によって投稿頻度が落ちたり、投稿時間がバラバラになることも。
フォローしてくれているユーザー(フォロワー)が
アクティブな曜日や時間ではなく、いいね!やシェアをしてくれないと、
投稿が他のユーザーに広がらないことがあります。
せっかく投稿するのだから、ひとりでも多くの人に読んでもらい、
ひいては企業の認知度を上げたいところ。
ユーザーがSNSの投稿を読む時間帯などについて、詳しく説明します。
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■ 調査会社が調べた一般的なSNS投稿時間
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1年ほど前に、株式会社ユーザーローカルが
「ネットニュース記事の配信時刻とソーシャルメディアの反響調査」
を発表しました。
▼参考
ニュース記事をいつ配信すると、SNSで話題になりやすい?|ユーザーローカル
http://www.userlocal.jp/news/201506221/
この調査によると、
・Twitterの投稿が拡散しやすいのは、朝5時に投稿された記事
・Facebookの投稿が拡散しやすいのは、14~16時に投稿された記事
という結果になったそうです。
また、
・ビジネス系の記事は早朝の反響が大きい(起床後から通勤時間中)
・女性向けの記事は夜19時ごろの反響が大きい(退社時など)
という結果も出ています。
つまり、読み手の属性やSNSの種類によって、
フィットする内容や時間帯が異なるようです。
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■ 自社のフォロワーは、いつ記事を読んでいるか
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むずかしいのが、上記をそのまま適用して
「Twitterは朝5時、Facebookは14時に投稿」
というルールで運用しても、必ずしもうまくいくとは限らないことです。
なぜなら、会社ごとに、フォロワーの層も、
投稿する内容も、まったく異なるからです。
まずは、自社のフォロワーは、いつ投稿を見てくれる可能性が高いかを
調べるところからはじめましょう。
1. ログインし、自社のFacebookページを開く
2. 画面上部のメニューの「インサイト」をクリック
3.「投稿のエンゲージメント」をクリック
こうすると、フォローしているユーザー(ファン)が
オンラインの曜日と時間帯がグラフで表示されます。
1. ログインし、画面右上のアイコンから「アナリティクス」をクリック
2. 画面上部のメニューの「ツイート」をクリック
こうすると、日付ごとのインプレッション(ツイートが見られた数)や、
エンゲージメント(フォロワーからの反応)などが確認できます。
(曜日や時間帯のデータは提供されていないようです)
なお、エンゲージメントとは、クリック、コメント、シェアなど、
フォロワーがその投稿に対して起こしたアクションのことです。
SNSの運用では、フォロワーを増やすことに加えて、
個々の投稿のエンゲージメントを高める工夫が求められます。
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■ では、いつ投稿すべきか
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FacebookとTwitterのインプレッションやエンゲージメントが、
同じ時刻にピークを迎えることは少ないと思われます。
それぞれで、フォロワーがピークになる時間帯を確認することが大切です。
ピークの1~2時間前くらいに投稿することで、
フォロワーに新着記事や注目記事として表示される可能性が高まり、
拡散されることが期待できます。
また、過去にエンゲージメントが高かった(ユーザーのアクションが多かった)
投稿は何かを知り、今後の投稿に活かすのもたいへん有効です。
このような工夫によって、日々の投稿がより多くの人に届くことで、
コミュニケーションの活発化、運用側のモチベーションの向上が
大いに期待できます。
ぜひお試しください。
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■ SNS投稿を便利にするツール
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BufferやHootsuiteなど、
複数のSNSに予約投稿できるWebサービスがあります。
同じ内容であれば一度に投稿することができなすし、
複数の担当者で運用することもできるので(有料の場合あり)、
負荷を減ったり、時間の節約になるといわれています。
これらのサービスを使えば、
SNSごとのインプレッションやエンゲージメントも分析可能。
サービスやプランによって運用できるアカウントの数や
投稿数に制限がありますので、自社にあったものを選択しましょう。
▼参考:複数のSNSへの予約投稿や分析ができるサービス
Buffer – A Smarter Way to Share on Social Media
https://buffer.com/
ソーシャル メディアでエンゲージメント、
リスニングと情報の共有を行うためのプラットフォーム – Hootsuite
https://hootsuite.com/ja/
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■ さいごに
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企業によるSNSの運用は、
はじめればすぐに効果が出る、というものではありません。
年単位で地道にフォロワーを集め、
エンゲージメントやコミュニケーションを通して、
ニーズに合った内容やスタイルを見つけていくことが大切です。
投稿時間という小さな気づかいでも、
たくさんの積み重ねによって大きな差になるかもしれません。
マーケティングに絶対の解答はありません。
試行錯誤のひとつの方法として、
投稿時間を変えてみるという工夫はいかがでしょうか。
萩原印刷株式会社 クロスメディア部