コラム
萩原印刷メルマガ
GoogleがHTTPSページを優先的にインデックスの登録すると発表(2016年1月30日)
クロスメディア部
◎ コラム ◎ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
GoogleがHTTPSページを優先的にインデックスの登録すると発表
—————————————————————————-
以前から話題になっていたことが現実に。
Googleから「HTTPSページが優先的にインデックスに登録されるようになります」
という見解が、昨年12月18日に発表されました。
▼参考
Google ウェブマスター向け公式ブログ
HTTPSページが優先的にインデックスに登録されるようになります
http://goo.gl/OQZzVt
今までもGoogleはHTTPSページ(常時SSL化)を
推奨してきましたが、今回の発表では強く明言しています。
HTTPSページを優先的にインデックスすると…。
同じ内容のページでSSLとそうではないページがあった場合は、
SSLのページの方が優先的に検索結果に表れる可能性がある、
ということです。
もう少していねいに説明しますと、
1. サイト内をクローラーが巡回(クローリング)
2. 各ページのデータベースへの登録(インデックス)
3. 検索クエリに対する順位を決定(アルゴリズム)
4. 検索クエリに対する最適であろう結果を表示(検索結果ページ)
という一連の流れのなかで、
2.の段階でHTTPSページを優先する、ということです。
3. のアルゴリズムについても、
それほど強くはないものの、HTTPSページであるかどうかが、
すでに評価項目に含まれているといわれています。
このような評価は、まだ導入から間もないこと、
影響範囲について明言していないことから
すぐに大幅な順位変動があるとは考えられません。
以前から多くのサイトが、購入カート、会員登録、
お問い合わせなどでHTTPを利用していますが、
サイト全体をHTTPSで配信するサイトが急速に増えています。
今後はSSL化優先の流れが強化されて来たら増えていくでしょう。
▼参考
ついに来た!GoogleがHTTPSページを優先的にインデックスすることを発表
http://goo.gl/DBwv9x
—————————————————————-
■ SSL化の効果
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さて、それでは、なぜGoogleがHTTPSにこだわるのか。
やはりユーザーの安全性を求めて、となりますが、
HTTPS化によってどのような効果が見込めるかを、
具体的にご紹介します。
●盗聴・改ざんの防止
そのWebサイト内で通信が暗号化されるため、
ユーザーの行動が保護されたり、悪意のある第三者が
データを盗むことが難しくなり、改ざんなどもされにくくなります。
●Webサイトが本物であることの証明
HTTPS(SSL証明書)を取得しているサイト、ということは、
なんらかの「なりすましサイト」ではないことがわかりやすくなり、
ユーザーが安心して利用できます。
●信頼性
ユーザーが抱くサイトへの信頼性が上がります。
●検索エンジンの評価
すでに詳しく述べたとおり、HTTPS化は、
SEOの取り組みのひとつになりえます。
最後に、サイト全体をHTTPからHTTPSにする際の注意点は、
・URLが変わるため、サイト全体の再評価がなされる
(検索からの流入が一時的に減る可能性がある)
・Facebookのいいね!やシェアなど、
ソーシャルボタンのカウントが「0」になってしまう
(「0」からはじめなければならない)
・アクセス解析ツールの再設定や、
広告のリンク先やトラッキングコードの見なおしが必要
といったことがあります。
もし、独自のSSLを取得していない場合は、
(フォームなどでサーバ共用のSSLを使っているなど)
SSL証明書をきちんと取得する必要があります。
多くのレンタルサーバが、
SSLの取得とサイトへの適用をサポートしてくれていますので、
(逆に、ほかで取得したSSL証明書は持ち込み不可のところが多い)
利用するとよいでしょう。
▼参考
常時SSL化とは?Webサイトの常時SSL化の効果と注意点 – さくらのナレッジ
http://goo.gl/00j8t4
萩原印刷株式会社 クロスメディア部
GoogleがHTTPSページを優先的にインデックスの登録すると発表
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以前から話題になっていたことが現実に。
Googleから「HTTPSページが優先的にインデックスに登録されるようになります」
という見解が、昨年12月18日に発表されました。
▼参考
Google ウェブマスター向け公式ブログ
HTTPSページが優先的にインデックスに登録されるようになります
http://goo.gl/OQZzVt
今までもGoogleはHTTPSページ(常時SSL化)を
推奨してきましたが、今回の発表では強く明言しています。
HTTPSページを優先的にインデックスすると…。
同じ内容のページでSSLとそうではないページがあった場合は、
SSLのページの方が優先的に検索結果に表れる可能性がある、
ということです。
もう少していねいに説明しますと、
1. サイト内をクローラーが巡回(クローリング)
2. 各ページのデータベースへの登録(インデックス)
3. 検索クエリに対する順位を決定(アルゴリズム)
4. 検索クエリに対する最適であろう結果を表示(検索結果ページ)
という一連の流れのなかで、
2.の段階でHTTPSページを優先する、ということです。
3. のアルゴリズムについても、
それほど強くはないものの、HTTPSページであるかどうかが、
すでに評価項目に含まれているといわれています。
このような評価は、まだ導入から間もないこと、
影響範囲について明言していないことから
すぐに大幅な順位変動があるとは考えられません。
以前から多くのサイトが、購入カート、会員登録、
お問い合わせなどでHTTPを利用していますが、
サイト全体をHTTPSで配信するサイトが急速に増えています。
今後はSSL化優先の流れが強化されて来たら増えていくでしょう。
▼参考
ついに来た!GoogleがHTTPSページを優先的にインデックスすることを発表
http://goo.gl/DBwv9x
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■ SSL化の効果
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さて、それでは、なぜGoogleがHTTPSにこだわるのか。
やはりユーザーの安全性を求めて、となりますが、
HTTPS化によってどのような効果が見込めるかを、
具体的にご紹介します。
●盗聴・改ざんの防止
そのWebサイト内で通信が暗号化されるため、
ユーザーの行動が保護されたり、悪意のある第三者が
データを盗むことが難しくなり、改ざんなどもされにくくなります。
●Webサイトが本物であることの証明
HTTPS(SSL証明書)を取得しているサイト、ということは、
なんらかの「なりすましサイト」ではないことがわかりやすくなり、
ユーザーが安心して利用できます。
●信頼性
ユーザーが抱くサイトへの信頼性が上がります。
●検索エンジンの評価
すでに詳しく述べたとおり、HTTPS化は、
SEOの取り組みのひとつになりえます。
最後に、サイト全体をHTTPからHTTPSにする際の注意点は、
・URLが変わるため、サイト全体の再評価がなされる
(検索からの流入が一時的に減る可能性がある)
・Facebookのいいね!やシェアなど、
ソーシャルボタンのカウントが「0」になってしまう
(「0」からはじめなければならない)
・アクセス解析ツールの再設定や、
広告のリンク先やトラッキングコードの見なおしが必要
といったことがあります。
もし、独自のSSLを取得していない場合は、
(フォームなどでサーバ共用のSSLを使っているなど)
SSL証明書をきちんと取得する必要があります。
多くのレンタルサーバが、
SSLの取得とサイトへの適用をサポートしてくれていますので、
(逆に、ほかで取得したSSL証明書は持ち込み不可のところが多い)
利用するとよいでしょう。
▼参考
常時SSL化とは?Webサイトの常時SSL化の効果と注意点 – さくらのナレッジ
http://goo.gl/00j8t4
萩原印刷株式会社 クロスメディア部