コラム
萩原印刷クロスメディア部メルマガ vol.022
紙・電子書籍の制作の流れが変わるかもしれない!?(2014年10月17日配信)
クロスメディア部
◎ コラム ◎ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
紙・電子書籍の制作の流れが変わるかもしれない!?
~講談社とNECが共同開発、紙と電子を同時制作するツール~
—————————————————————-
2014年9月24日、講談社とNECが「紙書籍」「電子書籍」などの
マルチ展開に対応する原稿作成・編集ツール
「スマート・ソース・エディター」(以下、SSE)を
共同開発したと発表しました。
一般的な電子書籍の制作方法は、
紙書籍校了 → DTPデータから電子書籍を制作
というものですが、SSEでは汎用的なテキストデータ作成によって
テキストデータ → 紙書籍と電子書籍を同時に制作
という流れが可能になるようです。
誰でも簡単に汎用テキストデータの作成・編集が可能になり、
講談社ではこれまでに186作品(8月末時点)でSSEを使って
紙書籍、電子書籍への展開をした実績があるそうです。
汎用テキストデータは、印刷組版上の属性を切り離した
XML形式のデータで、Webではおなじみのフォーマット。
重版や文庫化、デジタルコンテンツ化などの二次・三次利用が
容易になるとのことです。
さらに高度な校正支援や自動ルビつけ機能なども搭載。
文書作成ルール上の誤用表記や言葉の使い方の揺れなどを、
より的確に指摘でき、校正・校閲業務の負荷軽減と品質向上が
可能になるそうです。
・組版は本当に大丈夫なレベルなの?
・出版社(編集者)が赤字を入れずに本が作れるの?
・汎用テキストデータって本当に誰でも作れるの?
など、さまざまな疑問は浮かびますが、
「紙書籍と電子書籍を効率よく制作したい」
という問題を、多くの出版社や印刷会社が抱えているのも事実です。
紙書籍の制作では、どうしても従来の安定したシステムや
ワークフローがあるため、これを壊してまで新システム開発を行い、
運用ルールの取り決めを行うにはリスクがつきまといます。
しかし、業界トップの出版社が大きく舵を切ったことで、
今後の流れが変わってくるかもしれません。
▼参考
講談社とNECが共同開発 紙・電子書籍などマルチ展開に対応する
原稿作成・編集の新ツール「スマート・ソース・エディター」
(2014年9月24日):プレスリリース | NEC
http://jpn.nec.com/press/201409/20140924_02.html
▼参考
講談社、XMLベースの編集ソフト開発・導入、出版物の文庫化や
電子化が容易に -INTERNET Watch
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20140925_668322.html
—————————————————————-
■ 萩原印刷が提案する「ワンストップ・ソリューション」(電子書籍編)
—————————————————————-
萩原印刷は来年1月に、創立90周年を迎えます。
創業以来、手がけてきた紙書籍の制作に加え、
昨今はWebや電子書籍の制作も行っています。
萩原印刷がお客さまにご好評をいただいているサービスのひとつに
紙書籍と電子書籍の「ワンストップ・ソリューション」があります。
「紙の書籍と一緒に電子書籍をご注文いただければ、
紙も電子も同時に納品可能」なサービスです。
これにより、出版社さまの「紙と電子を同時にリリースしたい」
というご要望にお応えしています。
「紙書籍と電子書籍を別々の業者に発注しているため、手配が面倒」
という出版社さまは、是非一度、萩原印刷の
「ワンストップ・ソリューション」をお試しください。
また、「電子書籍に新たに取り組みたいけど、
なにからはじめたらよいのかよくわからない」という出版社さまは、
どうぞお気軽に、萩原印刷クロスメディア部までご連絡ください。
萩原印刷株式会社
クロスメディア部 一同
紙・電子書籍の制作の流れが変わるかもしれない!?
~講談社とNECが共同開発、紙と電子を同時制作するツール~
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2014年9月24日、講談社とNECが「紙書籍」「電子書籍」などの
マルチ展開に対応する原稿作成・編集ツール
「スマート・ソース・エディター」(以下、SSE)を
共同開発したと発表しました。
一般的な電子書籍の制作方法は、
紙書籍校了 → DTPデータから電子書籍を制作
というものですが、SSEでは汎用的なテキストデータ作成によって
テキストデータ → 紙書籍と電子書籍を同時に制作
という流れが可能になるようです。
誰でも簡単に汎用テキストデータの作成・編集が可能になり、
講談社ではこれまでに186作品(8月末時点)でSSEを使って
紙書籍、電子書籍への展開をした実績があるそうです。
汎用テキストデータは、印刷組版上の属性を切り離した
XML形式のデータで、Webではおなじみのフォーマット。
重版や文庫化、デジタルコンテンツ化などの二次・三次利用が
容易になるとのことです。
さらに高度な校正支援や自動ルビつけ機能なども搭載。
文書作成ルール上の誤用表記や言葉の使い方の揺れなどを、
より的確に指摘でき、校正・校閲業務の負荷軽減と品質向上が
可能になるそうです。
・組版は本当に大丈夫なレベルなの?
・出版社(編集者)が赤字を入れずに本が作れるの?
・汎用テキストデータって本当に誰でも作れるの?
など、さまざまな疑問は浮かびますが、
「紙書籍と電子書籍を効率よく制作したい」
という問題を、多くの出版社や印刷会社が抱えているのも事実です。
紙書籍の制作では、どうしても従来の安定したシステムや
ワークフローがあるため、これを壊してまで新システム開発を行い、
運用ルールの取り決めを行うにはリスクがつきまといます。
しかし、業界トップの出版社が大きく舵を切ったことで、
今後の流れが変わってくるかもしれません。
▼参考
講談社とNECが共同開発 紙・電子書籍などマルチ展開に対応する
原稿作成・編集の新ツール「スマート・ソース・エディター」
(2014年9月24日):プレスリリース | NEC
http://jpn.nec.com/press/201409/20140924_02.html
▼参考
講談社、XMLベースの編集ソフト開発・導入、出版物の文庫化や
電子化が容易に -INTERNET Watch
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20140925_668322.html
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■ 萩原印刷が提案する「ワンストップ・ソリューション」(電子書籍編)
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萩原印刷は来年1月に、創立90周年を迎えます。
創業以来、手がけてきた紙書籍の制作に加え、
昨今はWebや電子書籍の制作も行っています。
萩原印刷がお客さまにご好評をいただいているサービスのひとつに
紙書籍と電子書籍の「ワンストップ・ソリューション」があります。
「紙の書籍と一緒に電子書籍をご注文いただければ、
紙も電子も同時に納品可能」なサービスです。
これにより、出版社さまの「紙と電子を同時にリリースしたい」
というご要望にお応えしています。
「紙書籍と電子書籍を別々の業者に発注しているため、手配が面倒」
という出版社さまは、是非一度、萩原印刷の
「ワンストップ・ソリューション」をお試しください。
また、「電子書籍に新たに取り組みたいけど、
なにからはじめたらよいのかよくわからない」という出版社さまは、
どうぞお気軽に、萩原印刷クロスメディア部までご連絡ください。
萩原印刷株式会社
クロスメディア部 一同