コラム
萩原印刷クロスメディア部メルマガ vol.019
Google検索のパーソナライズド検索とペンギンアップデート(2014年7月17日配信)
クロスメディア部
■ コラム ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Google検索のパーソナライズド検索とペンギンアップデート
—————————————————————-
最近は、検索といえばYahoo!だけ、という時代ではなくなり、
Googleで検索する人がどの世代でも増えてきました。
2010年12月からは、Yahoo! JAPANはGoogleのエンジンを
採用しており、検索結果は基本的に同じです。
つまり、Yahoo! JAPANとGoogleで、
SEOを分けて実施する必要はない、ということです。
▼2010年12月からのYahoo!検索対策はGoogle対策に
http://www.hyperposition.com/yahoo/
ただし、Googleにログインしたままで
検索エンジンを利用している場合は、
個人の閲覧履歴や直前の検索キーワードなどをもとに、
検索順位が変化するようになっています。
これを「パーソナライズド検索」といいます。
(パーソナライズ検索、プライベート検索などとも呼ばれます)
もうひとつの言葉、ペンギンアップデートとは
「Googleが検索スパムやGoogleのガイドラインに違反し、
故意に順位を上昇させようとしているサイトの排除を目的とした
新しいアルゴリズムの評価基準」
のことです。
Googleのパーソナライズド検索とペンギンアップデートは、
現在のSEOに不可欠な知識です。
以下、詳しく解説します。
—————————————————————-
■ Googleのパーソナライズド検索
—————————————————————-
検索結果が利用者に合わせてパーソナライズドされるということは、
人それぞれにマッチした検索結果を提供してくれる、
うれしい機能です。
ただ、運用側としては、自分が関わるホームページの
検索順位を「誤解している」可能性があることに注意しましょう。
自分のホームページは、頻繁に動作や表示を確認するので、
他のホームページよりも見る機会がかなり多いはずです。
SEOの状況確認のために、
自社のホームページを何回も検索すると思います。
そうすると、パーソナライズドが強く利いてしまい、
Googleの検索結果で上位に表示されやすくなってします。
SEOでは、自分の環境で検索順位が上位になるのではなく、
広く一般の、パーソナライズドされていない検索順位で
上位表示を目指すことが大切です。
あくまで、そのような標準的な検索順位をもとに、
人それぞれにパーソナライズドされると考えましょう。
パーソナライズド検索を無効にする簡単な方法は、
検索結果画面のURLの末尾に「&pws=0」を加えて、
再度実行することです。
一応、Googleからログアウトした状態で確認するのが
よいといわれていますので、ふだん使っていないブラウザ
(Googleにログインしていないブラウザ)で、
URLに「&pws=0」を加えて検索するのがよいでしょう。
▼Google検索のパーソナライズド検索を停止する方法
http://goo.gl/JbzknV
▼Googleパーソナライズド検索を無効にする3つの方法
http://goo.gl/qgVBZd
—————————————————————-
■ Googleのペンギンアップデート
—————————————————————-
ペンギンアップデートとは。
冒頭にも書いたとおり、Googleが新しく導入した評価基準であり、
機械的に発生させたリンクや売買にもとづくリンクなど、
ガイドラインに違反する行為をし、意図的に検索順位を
上げようとしているサイトの排除を目的としています。
不正行為によって検索順位を上げようと意図しているサイトは、
Googleに検出された場合、評価が大幅に落ち、順位が下がります。
ペンギンアップデートは2012年4月に初めて導入され、
約半年に1回程度のアップデートが行われています。
ガイドラインで禁止されている対策の代表例は次のとおりです。
・リンクプログラムに参加すること(組織的なリンク)
・不正なリダイレクト
・誘導ページ
・無断で複製されたコンテンツ
・コンテンツに関係のないキーワードをページに詰め込むこと
ペンギンアップデートがどんどん洗練され、
禁止事項であることを知らずに行った対策が、
Googleによって検出される可能性が高まっています。
むかしは、SEO専門会社から、
ホームページ外部からのリンクを増やせば増やすほど、
検索結果が上位に来る、といった話をよく聞きました。
しかし、現在では、単に外部リンクを増やしても、
それぞれのリンクの質が問われるため、
かえって評価が下がってしまうことがあります。
・自分のホームページと関連性があるところ
・信頼性の高いところ
からの外部リンクが望ましいといえます。
闇曇にリンクの数だけを追わないことが大切です。
▼ペンギンアップデート – Webスパム対策の検索アルゴリズム
http://goo.gl/wxN58e
ペンギンアップデートのほか、
有名なものに「パンダアップデート」があります。
簡単にいえば、ペンギンとパンダの違いは次のとおりです。
・ペンギン …… 外部リンクに関する再評価
・パンダ …… コンテンツの質の再評価
パンダは、ホームページに掲載している情報の質が
低いホームページの順位を下げる、という評価基準です。
▼Googleのパンダアップデートとペンギンアップデートとは?
http://goo.gl/KYwqWE
充実したコンテンツ、信頼性の高い情報を発信すること。
外部リンクを闇雲に追いかけない運営をすること。
このふたつを意識していれば、
どちらのアップデートも恐れる必要はありません。
ぜひ、このふたつを意識してホームページを運営し、
上位表示のキープ、または、さらなる上位表示を目指しましょう!
萩原印刷株式会社
クロスメディア部 一同
■ 後記 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Googleサービスは・・そして暑い夏を乗り切る
————————————————————–
1年の内半年が終了。
7月に入り、皆様、暑い中、元気にお過ごしでしょうか。
今回はGoogleサービスの一部をテーマにお届けしました。
Googleサービスは基本的には無料で提供しており、
自由に使用できるのですが、次々に仕様が変わり、
その変更内容に敏感に反応し対応していく必要があります。
ただし、検索結果の順位は、不正行為で意図的に順位をあげようとした
手法でない限りは、急に下がることはありません。
内容を充実させ、良い情報を発信していれば
これからのアップデートにも怯えることはないと思います。
管理しているホームページは大丈夫かなあと思っている方は
ぜひ、弊社クロスメディア部へご相談ください!
そう、夏も暑くて、恐ろしいけれど(笑)
恐れず・・外に出てみようと思っていますが
配信担当者、どうしても外での日焼けが怖くて。。
そんなの気にせず(?)この暑い夏を乗り切りましょう!
クロスメディア部 配信担当
Google検索のパーソナライズド検索とペンギンアップデート
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最近は、検索といえばYahoo!だけ、という時代ではなくなり、
Googleで検索する人がどの世代でも増えてきました。
2010年12月からは、Yahoo! JAPANはGoogleのエンジンを
採用しており、検索結果は基本的に同じです。
つまり、Yahoo! JAPANとGoogleで、
SEOを分けて実施する必要はない、ということです。
▼2010年12月からのYahoo!検索対策はGoogle対策に
http://www.hyperposition.com/yahoo/
ただし、Googleにログインしたままで
検索エンジンを利用している場合は、
個人の閲覧履歴や直前の検索キーワードなどをもとに、
検索順位が変化するようになっています。
これを「パーソナライズド検索」といいます。
(パーソナライズ検索、プライベート検索などとも呼ばれます)
もうひとつの言葉、ペンギンアップデートとは
「Googleが検索スパムやGoogleのガイドラインに違反し、
故意に順位を上昇させようとしているサイトの排除を目的とした
新しいアルゴリズムの評価基準」
のことです。
Googleのパーソナライズド検索とペンギンアップデートは、
現在のSEOに不可欠な知識です。
以下、詳しく解説します。
—————————————————————-
■ Googleのパーソナライズド検索
—————————————————————-
検索結果が利用者に合わせてパーソナライズドされるということは、
人それぞれにマッチした検索結果を提供してくれる、
うれしい機能です。
ただ、運用側としては、自分が関わるホームページの
検索順位を「誤解している」可能性があることに注意しましょう。
自分のホームページは、頻繁に動作や表示を確認するので、
他のホームページよりも見る機会がかなり多いはずです。
SEOの状況確認のために、
自社のホームページを何回も検索すると思います。
そうすると、パーソナライズドが強く利いてしまい、
Googleの検索結果で上位に表示されやすくなってします。
SEOでは、自分の環境で検索順位が上位になるのではなく、
広く一般の、パーソナライズドされていない検索順位で
上位表示を目指すことが大切です。
あくまで、そのような標準的な検索順位をもとに、
人それぞれにパーソナライズドされると考えましょう。
パーソナライズド検索を無効にする簡単な方法は、
検索結果画面のURLの末尾に「&pws=0」を加えて、
再度実行することです。
一応、Googleからログアウトした状態で確認するのが
よいといわれていますので、ふだん使っていないブラウザ
(Googleにログインしていないブラウザ)で、
URLに「&pws=0」を加えて検索するのがよいでしょう。
▼Google検索のパーソナライズド検索を停止する方法
http://goo.gl/JbzknV
▼Googleパーソナライズド検索を無効にする3つの方法
http://goo.gl/qgVBZd
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■ Googleのペンギンアップデート
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ペンギンアップデートとは。
冒頭にも書いたとおり、Googleが新しく導入した評価基準であり、
機械的に発生させたリンクや売買にもとづくリンクなど、
ガイドラインに違反する行為をし、意図的に検索順位を
上げようとしているサイトの排除を目的としています。
不正行為によって検索順位を上げようと意図しているサイトは、
Googleに検出された場合、評価が大幅に落ち、順位が下がります。
ペンギンアップデートは2012年4月に初めて導入され、
約半年に1回程度のアップデートが行われています。
ガイドラインで禁止されている対策の代表例は次のとおりです。
・リンクプログラムに参加すること(組織的なリンク)
・不正なリダイレクト
・誘導ページ
・無断で複製されたコンテンツ
・コンテンツに関係のないキーワードをページに詰め込むこと
ペンギンアップデートがどんどん洗練され、
禁止事項であることを知らずに行った対策が、
Googleによって検出される可能性が高まっています。
むかしは、SEO専門会社から、
ホームページ外部からのリンクを増やせば増やすほど、
検索結果が上位に来る、といった話をよく聞きました。
しかし、現在では、単に外部リンクを増やしても、
それぞれのリンクの質が問われるため、
かえって評価が下がってしまうことがあります。
・自分のホームページと関連性があるところ
・信頼性の高いところ
からの外部リンクが望ましいといえます。
闇曇にリンクの数だけを追わないことが大切です。
▼ペンギンアップデート – Webスパム対策の検索アルゴリズム
http://goo.gl/wxN58e
ペンギンアップデートのほか、
有名なものに「パンダアップデート」があります。
簡単にいえば、ペンギンとパンダの違いは次のとおりです。
・ペンギン …… 外部リンクに関する再評価
・パンダ …… コンテンツの質の再評価
パンダは、ホームページに掲載している情報の質が
低いホームページの順位を下げる、という評価基準です。
▼Googleのパンダアップデートとペンギンアップデートとは?
http://goo.gl/KYwqWE
充実したコンテンツ、信頼性の高い情報を発信すること。
外部リンクを闇雲に追いかけない運営をすること。
このふたつを意識していれば、
どちらのアップデートも恐れる必要はありません。
ぜひ、このふたつを意識してホームページを運営し、
上位表示のキープ、または、さらなる上位表示を目指しましょう!
萩原印刷株式会社
クロスメディア部 一同
■ 後記 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Googleサービスは・・そして暑い夏を乗り切る
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1年の内半年が終了。
7月に入り、皆様、暑い中、元気にお過ごしでしょうか。
今回はGoogleサービスの一部をテーマにお届けしました。
Googleサービスは基本的には無料で提供しており、
自由に使用できるのですが、次々に仕様が変わり、
その変更内容に敏感に反応し対応していく必要があります。
ただし、検索結果の順位は、不正行為で意図的に順位をあげようとした
手法でない限りは、急に下がることはありません。
内容を充実させ、良い情報を発信していれば
これからのアップデートにも怯えることはないと思います。
管理しているホームページは大丈夫かなあと思っている方は
ぜひ、弊社クロスメディア部へご相談ください!
そう、夏も暑くて、恐ろしいけれど(笑)
恐れず・・外に出てみようと思っていますが
配信担当者、どうしても外での日焼けが怖くて。。
そんなの気にせず(?)この暑い夏を乗り切りましょう!
クロスメディア部 配信担当