コラム
萩原印刷クロスメディア部メルマガ vol.018
複数のSNSをうまく使い分ける(2014年6月17日配信)
クロスメディア部
■ コラム ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
複数のSNSをうまく使い分ける
—————————————————————-
SNS = ソーシャル・ネットワーキング・サービス。
最近では「SNS」という省略語が広く使われるようになりました。
ユーザーの主な流入元はSNSから、というWebサイトが急増しています。
有名なSNSがたくさんありますが、
それぞれにまったく同じ内容を投稿していませんか?
知ってもらいたい情報はどのSNSにも掲載するとしても、
それぞれ異なるユーザー特性や機能を備えていますので、
情報の出し方を変えたり、中身を変えることで、
効果をいっそう高めることができます。
では、メジャーなSNSであるFacebook、Twitter、YouTubeについて、
効果的な使い方を解説します。
◆Facebook(フェイスブック)
─ 仕事や現実世界の延長で、ユーザーと関係を築くために
読者のみなさんがよく使っているであろうFacebook。
一方、登録しているだけ、友達の情報を見ているだけ、
という方も多いはず。
月間アクティブユーザー数は全世界で12億人ともいわれ、
Facebookでリーチできる対象の広さを活用しない手はありません。
ただし、やみくもに投稿を重ねたり、Facebookページを作っても、
大きな効果が望めない可能性があります。
ユーザー数が圧倒的に多く、
個人情報がたくさん登録されているSNSだからこそ、
適切なターゲティングにもとづく投稿が大切です。
Facebookをマーケティングに活用する際は、
次のことを心がけてみてはいかがでしょうか。
1. 企業(事業)のブランドを定義する
2. ブランド定義に即したメッセージ、コミュニケーションを心がける
Facebookは、日本人に限っても2,100万人と、
東京都と神奈川県の人口を足したくらいのユーザーがいます。
顧客像を明確にするなど、きちんとブランドを定義することで、
新規のコアなファンを獲得する可能性が高まります。
なお、Facebookでは、文字だけの投稿はあまり好まれません。
投稿にはなるべく、写真やWebページへのリンクを含めると、
ユーザーの目にとまりやすく、かつ、ブランド力が高められます。
◆Twitter(ツイッター)
─ 幅広い知識と情報を求めるユーザーにアプローチする
だれでも気軽に、投稿者をフォロー(講読)できるTwitter。
フォローという文化はFacebookよりも強く根づいているようで、
著名人と一般人が気軽に交流できる点も人気のひとつです。
Facebookにも、一方的にその人の投稿を取得するフォローの
しくみがありますが、基本的には「友達関係になる」という
ハードルを越える必要があります。
Twitterでの著名人や有名アカウントとのコミュニケーションは、
ブランドの知名度や認知度拡大に直結するため、
ぜひこのようなメリットを活かしましょう。
また、趣味や知識などの情報収集や、リツイートによる気軽な共有性に
優れている特性を活かし、目的をしぼったコミュニケーションに有効です。
たとえば、次のような活用方法がおすすめです。
1. ブランドと関連する著名人や有名アカウントをフォロー
出版社であれば、販売している書籍の種類に応じて、
影響力の高い著名人、旬な著者のアカウントをフォローしましょう。
例)Amazon.co.jp(アマゾン)
https://twitter.com/AmazonJP
例)池井戸潤(Jun Ikeido)
https://twitter.com/JunIkeido
2. ブランドと関連のあるメッセージを投稿する
ブランドと関連性の高いメッセージをツイートしましょう。
ひとつのツイートは140文字以内という制限があるので、
Facebookでは長めの文章を書いて投稿できても、
Twitterではかなりコンパクトにする必要があります。
また、写真を含めることができますが、
そのツイートをいったんクリックしなければ開けないので、
ユーザーの目にとまる可能性は低いといえます。
したがって、Twitterの投稿では、
文字とWebページへのリンクが中心となります。
なお、ほかのアカウントの投稿を自分のフォロワーに
共有することを「リツイート」といいますが、
ブランドに関連のないメッセージをリツイートすると、
かえってブランド力を低下させる可能性があるので注意しましょう。
このように、法人アカウントは、
個人アカウントとはやや異なる活用方針が求められます。
もしブランド力を高めたい事業が複数ある場合は、
事業ごとにアカウントを開設するのもよい方法です。
その事業と内容との関連性を保つ目的もありますが、
事業が違えば担当者も異なるのがふつうであり、
アカウントを分けたほうが運営しやすいからです。
◆YouTube(ユーチューブ)
─ 動画コンテンツをマーケティングに活かすなら
画像やテキストだけでは伝わらない製品やサービスでは、
動画による情報発信や消費者とのコミュニケーションが欠かせません。
YouTubeには、動画をただアップするだけでなく、
その動画を自社のWebサイトに貼りつけられる、
興味を持ったユーザーがブログやSNSで共有できる、
という大きなメリットがあります。
また、デバイスやブラウザごとに対応している
動画フォーマットが異なり、
すべてを自前で対応するのはたいへん困難です。
YouTubeに動画をアップすれば、
YouTube側で複数のフォーマットに自動変換し、
デバイスやブラウザごとに適したフォーマットで配信してくれます。
この点も、YouTubeを利用する非常に大きなメリットです。
以前は、動画コンテンツの制作には費用がかかりましたが、
いまはデジタルビデオカメラや編集ソフトもかなり安価ですし、
スマートフォンでのカジュアルな動画も消費者に受け入れられます。
自社の製品やサービスを動画で伝えることは、
消費者に有益な情報を届けることはもとより、
ブランド力の強化にもきっとつながるはずです。
以上、SNSそれぞれの特性に合わせたマーケティングに、
ぜひ力を入れてみてはいかがでしょうか。
▼参考
6つの有名SNSを上手に使い分けてみる
http://goo.gl/Zcwfwf
▼参考
今さら聞けないTwitter、Facebook、Lineの3大ソーシャルの使い分け
http://goo.gl/y039ku
萩原印刷株式会社
クロスメディア部 一同
■ 後記 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
6月梅雨プラス夏模様
————————————————————–
暑いです、本当に。。。
2014年の夏は、冷夏になるって本当ですか?
暑さと湿気に弱い配信担当者です。
暑さによって洋服も変化させる必要があるので
天気予報士さん、教えてください(笑)
そう、なんでも変化に合わせていかなければいけないんですね。
現在よく使われているSNSも場合によっていろいろ使い分けることで
ファン獲得に精度が高まるようです。
また、これからも新しいSNSが登場するかもしれません。
その時もそのSNSの特性に合わせた形でマーケティングに使っていけるよう
このメルマガでもお伝えしていきますね!
まずはこの梅雨を乗り越えて、皆様お体にお気をつけください。
クロスメディア部 配信担当
複数のSNSをうまく使い分ける
—————————————————————-
SNS = ソーシャル・ネットワーキング・サービス。
最近では「SNS」という省略語が広く使われるようになりました。
ユーザーの主な流入元はSNSから、というWebサイトが急増しています。
有名なSNSがたくさんありますが、
それぞれにまったく同じ内容を投稿していませんか?
知ってもらいたい情報はどのSNSにも掲載するとしても、
それぞれ異なるユーザー特性や機能を備えていますので、
情報の出し方を変えたり、中身を変えることで、
効果をいっそう高めることができます。
では、メジャーなSNSであるFacebook、Twitter、YouTubeについて、
効果的な使い方を解説します。
◆Facebook(フェイスブック)
─ 仕事や現実世界の延長で、ユーザーと関係を築くために
読者のみなさんがよく使っているであろうFacebook。
一方、登録しているだけ、友達の情報を見ているだけ、
という方も多いはず。
月間アクティブユーザー数は全世界で12億人ともいわれ、
Facebookでリーチできる対象の広さを活用しない手はありません。
ただし、やみくもに投稿を重ねたり、Facebookページを作っても、
大きな効果が望めない可能性があります。
ユーザー数が圧倒的に多く、
個人情報がたくさん登録されているSNSだからこそ、
適切なターゲティングにもとづく投稿が大切です。
Facebookをマーケティングに活用する際は、
次のことを心がけてみてはいかがでしょうか。
1. 企業(事業)のブランドを定義する
2. ブランド定義に即したメッセージ、コミュニケーションを心がける
Facebookは、日本人に限っても2,100万人と、
東京都と神奈川県の人口を足したくらいのユーザーがいます。
顧客像を明確にするなど、きちんとブランドを定義することで、
新規のコアなファンを獲得する可能性が高まります。
なお、Facebookでは、文字だけの投稿はあまり好まれません。
投稿にはなるべく、写真やWebページへのリンクを含めると、
ユーザーの目にとまりやすく、かつ、ブランド力が高められます。
◆Twitter(ツイッター)
─ 幅広い知識と情報を求めるユーザーにアプローチする
だれでも気軽に、投稿者をフォロー(講読)できるTwitter。
フォローという文化はFacebookよりも強く根づいているようで、
著名人と一般人が気軽に交流できる点も人気のひとつです。
Facebookにも、一方的にその人の投稿を取得するフォローの
しくみがありますが、基本的には「友達関係になる」という
ハードルを越える必要があります。
Twitterでの著名人や有名アカウントとのコミュニケーションは、
ブランドの知名度や認知度拡大に直結するため、
ぜひこのようなメリットを活かしましょう。
また、趣味や知識などの情報収集や、リツイートによる気軽な共有性に
優れている特性を活かし、目的をしぼったコミュニケーションに有効です。
たとえば、次のような活用方法がおすすめです。
1. ブランドと関連する著名人や有名アカウントをフォロー
出版社であれば、販売している書籍の種類に応じて、
影響力の高い著名人、旬な著者のアカウントをフォローしましょう。
例)Amazon.co.jp(アマゾン)
https://twitter.com/AmazonJP
例)池井戸潤(Jun Ikeido)
https://twitter.com/JunIkeido
2. ブランドと関連のあるメッセージを投稿する
ブランドと関連性の高いメッセージをツイートしましょう。
ひとつのツイートは140文字以内という制限があるので、
Facebookでは長めの文章を書いて投稿できても、
Twitterではかなりコンパクトにする必要があります。
また、写真を含めることができますが、
そのツイートをいったんクリックしなければ開けないので、
ユーザーの目にとまる可能性は低いといえます。
したがって、Twitterの投稿では、
文字とWebページへのリンクが中心となります。
なお、ほかのアカウントの投稿を自分のフォロワーに
共有することを「リツイート」といいますが、
ブランドに関連のないメッセージをリツイートすると、
かえってブランド力を低下させる可能性があるので注意しましょう。
このように、法人アカウントは、
個人アカウントとはやや異なる活用方針が求められます。
もしブランド力を高めたい事業が複数ある場合は、
事業ごとにアカウントを開設するのもよい方法です。
その事業と内容との関連性を保つ目的もありますが、
事業が違えば担当者も異なるのがふつうであり、
アカウントを分けたほうが運営しやすいからです。
◆YouTube(ユーチューブ)
─ 動画コンテンツをマーケティングに活かすなら
画像やテキストだけでは伝わらない製品やサービスでは、
動画による情報発信や消費者とのコミュニケーションが欠かせません。
YouTubeには、動画をただアップするだけでなく、
その動画を自社のWebサイトに貼りつけられる、
興味を持ったユーザーがブログやSNSで共有できる、
という大きなメリットがあります。
また、デバイスやブラウザごとに対応している
動画フォーマットが異なり、
すべてを自前で対応するのはたいへん困難です。
YouTubeに動画をアップすれば、
YouTube側で複数のフォーマットに自動変換し、
デバイスやブラウザごとに適したフォーマットで配信してくれます。
この点も、YouTubeを利用する非常に大きなメリットです。
以前は、動画コンテンツの制作には費用がかかりましたが、
いまはデジタルビデオカメラや編集ソフトもかなり安価ですし、
スマートフォンでのカジュアルな動画も消費者に受け入れられます。
自社の製品やサービスを動画で伝えることは、
消費者に有益な情報を届けることはもとより、
ブランド力の強化にもきっとつながるはずです。
以上、SNSそれぞれの特性に合わせたマーケティングに、
ぜひ力を入れてみてはいかがでしょうか。
▼参考
6つの有名SNSを上手に使い分けてみる
http://goo.gl/Zcwfwf
▼参考
今さら聞けないTwitter、Facebook、Lineの3大ソーシャルの使い分け
http://goo.gl/y039ku
萩原印刷株式会社
クロスメディア部 一同
■ 後記 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
6月梅雨プラス夏模様
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暑いです、本当に。。。
2014年の夏は、冷夏になるって本当ですか?
暑さと湿気に弱い配信担当者です。
暑さによって洋服も変化させる必要があるので
天気予報士さん、教えてください(笑)
そう、なんでも変化に合わせていかなければいけないんですね。
現在よく使われているSNSも場合によっていろいろ使い分けることで
ファン獲得に精度が高まるようです。
また、これからも新しいSNSが登場するかもしれません。
その時もそのSNSの特性に合わせた形でマーケティングに使っていけるよう
このメルマガでもお伝えしていきますね!
まずはこの梅雨を乗り越えて、皆様お体にお気をつけください。
クロスメディア部 配信担当