コラム

生成AIについて

代表取締役 萩原 誠

 今話題の生成AIのセミナーを8月と9月で3回開催しました。講師はデジタルハリウッド大学の橋本大也先生にお願いしました。社内向け、出版・印刷会社向け、異業種交流会向けと内容は少し異なるものの、各セミナーとも多くの参加者に来て頂き、とても勉強になったと喜んで頂きました。
 生成AIはいつもセミナーの冒頭に橋本先生が話されるように、過去にPCやインターネット、スマホが登場した時以上に大きなインパクトを社会やビジネスに与えると考えています。ソフトバンクの孫社長も、テレビの番組に出演した時に、この4年間で生成AIは1,000倍進化するし、更にその後の4年間で同じように1,000倍進化すると話されていました。
 橋本大也先生のセミナーを受講していると、様々なことに広範に対応できる可能性に驚かされます。音声や動画は勿論、データの集計やグラフ化、文章の作成や修正、デザインやイラスト、HTMLの作成など、知識をあまり知らない私でも簡単に作成できます
 私も今年の4月からはChatGPT40を利用しています。最初は文章の修正などに利用していました。プロンプトで文章の改善提案などを質問すると、とても適切な答えが返って来たのには驚きました。
 また来年の創業100周年に向けて当社デザイナーにも100周年ロゴを考えて頂いていますが、ChatGPTならどんなデザインをするのだろうかと興味がわき、ロゴに取り入れたい要素を出版、本、印刷でお願いしてみました。すると最初に次のデザインを考えてくれました。
当社のワンストップサービスのカラーを入れるよう指示しましたが、少し派手なのでもっとデザインをシンプルにとお願いしました。すると
このデザインを提案してくれました。更に違うデザインを求めると
 このようなデザインを考えてくれました。デザインされる日本語は少し不得意のようです。また100周年のロゴに付随する短い文章を要望するとすぐに20本作成してくれました。いくつでも簡単に要望に応えてくれる手軽さはありがたいです。

 私はデザインの素養は全く無いにも拘らず、このようなロゴデザインができてしまうことに驚きを感じます。まだ生成AIの規制やルールが国際的にも整備されていませんが、生成AIが社会やビジネスに有効活用できれば、新しい時代が訪れる予感を強く感じました。社内でも上手に取り入れてお客様満足に繋げられることを願っております。

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