コラム
昭和→令和を走り抜ける国鉄型特急
製造部
趣味として鉄道に乗る、所謂「乗り鉄」な私ですが、最近は撮るほうもやり始めていて、今回は最近の自分の中のトレンドを紹介します。
まず、国鉄型特急が毎日走っているのをご存じでしょうか。臨時列車やツアーのような団体列車ではなく毎日昭和に作られた特急が走っている地域があります。それは、岡山県岡山駅から島根県出雲市の出雲市駅を結ぶ特急「やくも」です。
やくもは381系と言って1970年代から1980年代に製造された車両で改造や機器の更新しながらもほとんど当時の状態で令和になった今も走り続けています。しかしながら2024年4月から新型車両が順次投入されることになり定期列車では最後の国鉄型特急が姿を消す事になります。
そんな中私はやくもが走っている区間に行き撮影しました。
左上から『ゆったりやくも』『国鉄色』『緑やくも』『スーパーやくも』という4色があり、標準が左上の色ですが、リバイバルとして昔の塗装に変えたのが走っていまして、車両を見ると昔懐かしの特急車両で想いを馳せる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
これらも見れるのが残り僅かで4月には緑やくもが先に姿を消し、順次引退していきます。懐かしいこの国鉄型特急が動いているのを見に行くのもラストチャンスですので、興味ある方は場所は遠いですが、足を運んでみてください。