コラム
熱狂再び ラグビーW杯フランス大会
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日本代表が予選プールを4戦全勝し、日本中を熱狂の渦に巻き込んだラグビーW杯2019日本大会からあっという間に4年が経過し、今年の9月に2023フランス大会が開催されます。つい先日、サッカーのW杯がカタールで行われ、あっという間に終わってしまった感がありますが、ラグビーのW杯は9月8日~10月28日までの長丁場となります。
フランス大会の予選はプールA~Dまであり、日本はプールDでイングランド、アルゼンチン、サモア、チリと対戦し、上位2チームに入れば決勝トーナメントに出場となります。
ラグビーというスポーツは1チーム15人で構成されています。
その中でも、フォワードとバックスとに大別されます。フォワードは8人おり、スクラムを組むときに相手と直接ぶつかり合うフロントロー(プロップ2人とフッカー)とバックロー(ロック2人とフランカー2人、No.8)に分かれます。攻守の接点ではフォワードが中心となってボールの争奪戦を行ない、フォワードの仕事の優劣が試合を決定づけるといっても過言ではありません。
バックスは7人おり、フォワードからバックスへのボールの供給役のスクラムハーフ、司令塔役のスタンドオフ、突破役の多いセンター2人、快足が多いウイング2人、フルバックという構成です。フォワードが奪ったボールを素早くパスなどで展開し、トライを取る役割を担っています。
ラグビーを観戦していて、よく聞かれるのが反則のわかり辛さだと思います。基本的にラグビーは、ボールを中心にそれより前でプレーをする、寝ながらプレーをすると、重い反則となってしまいます。この重い反則をすると一気に流れが変わってしまうので、チームとしては“規律” を重要視し、反則を犯さないよう普段の練習から注意しているようです。
詳細な役割分担や、反則で流れを失わないようにする取り組みなど、我々の会社組織の考え方にも相通ずるところがあると思いませんか?
開幕初戦は開催国フランスのレ・ブルーと常勝軍団ニュージーランド オールブラックス。もしかすると、開幕カードが決勝の組み合わせなんてことになるかもしれません…
我らが日本代表 ブレイブブロッサムはどんな活躍を見せてくれるでしょうか。