週末は遠野から片道1時間30分ほど掛けて、日帰り温泉巡りやってます。
　始める前は、温泉に入ること自体それほど魅力を感じていませんでした。また、往復の運転で疲れるだろうから意味がないなあと思っていました。実際やってみると、全然そんなことはありません。
　昼過ぎに目的地に到着。だいだいが街から離れた木々に囲まれた場所にあるのでその景色を眺めて楽しんでから、フロントで入浴料を払って（掲載されている入浴施設の入浴料金がだいたい半額になるという本を買いました）、温泉へ。誰も入っていない時や入っていても1～2人というほぼ貸切状態が多くゆっくり、のんびりできます。どの温泉も泉質や効能が色々書いてあります。その効果があるのか湯上り後は体がぽかぽかで、扇風機にあたっていても汗がなかなか引きません。汗が引くまでのんびり寛いでいます。
　往復の道もナビがあり迷わず走れます。また渋滞になることもないのでストレスを感じることなく快適です。
　まだ訪れた数は少ないのですが、その中で気にいった温泉があります。夏油（「げとう」と読みます）温泉です。夏油高原温泉郷の一番奥、山の中です。曲がりくねった、車一台すれ違えるかどうかの細い道を通っていきます。走っている途中で引き返したくなったのですが、Uターンする場所がなく前に進むしかありませんでした。どうにか辿り着いた先に「夏油温泉観光ホテル」と「元湯夏油」という2軒の温泉がありました。駐車場に車が結構あり、訪れている人も多くいました。2軒のうちの川沿いに露天風呂が5つあるという「元湯夏油」を選びました。
　川沿いの道を下っていくと、川のすぐ横に小屋が建っていて、その中に脱衣所と露天風呂がありました。7月の猛暑の日に入ったのですが、森の木々のおかげで日差しは柔らかく川からの風は涼しく、本当に癒されるひと時でした。他の露天風呂も川に沿って歩いて行けるので楽しいです。険しい道を通ってでも行きたくなる場所だということが分かりました。
　まだまだ温泉地はたくさんあるので、温泉巡りを楽しみたいと思ってます。