コラム
芸術の秋(プチ)
製造部
ヴァンサン・リュカと仲間たちvol.3 去る11月20日フルートのコンサートに行ってきました。
「ヴァンサン・リュカと仲間たちvol.3」はリュカ氏50歳を記念しての催しです。
クラシックとは無縁の私ですが、きっかけは藤田真頼氏との再会(4年振り?)でした。今までタイミングが合わなくて演奏を聴けず、10月初旬にばったり(これは縁!)とチケットを即購入しました。
昭和音楽大学のある新百合ヶ丘に来るのは実に34年振り。駅前はほぼ新宿!?(ウラシマすぎ)。
会場内は平日の6時ということもあってか年配の方が目立ちます。ご夫婦でコンサート、ちょっと羨ましい。時間ぎりぎりで私の前の席に着いた女の子たちは譜面をセットする先生に手を振っている(ここの学生さんなんだろうな)
スタートはリュカ氏と工藤氏そしてピアノ。(工藤氏はジャズな感じがする人だな)。リュカ氏のソロは暗転からピアノが始まりフルートを奏でながら登場。シンプルな演出なのに森や海を感じるような深い広がり。さまざまな組み合わせがあり最後はフルート三重奏、ピアノはなし。軽やかで複雑な旋律に観客がグイグイ引き込まれていくのが伝わります。
アンコールの後は拍手の中リュカ氏と仲間たちのハグ(やはりフランス…)。そして工藤氏と藤田氏の目が合い「ん、僕たちもする?」みたいな一瞬の間に会場からは和やかな笑いが起こりました。もちろんハグしていましたよ!
素敵なオジサマ(仲間たち)と約2時間半の芸術の秋を堪能したのでした。